展示会やセミナーで出会うのではなく、SNSやオンラインコミュニティ、ウェビナーのチャットで知り合う。そんな人間関係が当たり前になりました。けれども、オンラインで知り合った人を誰かに紹介するとなると、対面での紹介より一段、迷いが生じないでしょうか。
対面であれば、名刺交換や会話の様子から相手の雰囲気や人柄がある程度伝わります。一方オンラインでは、プロフィール文やSNSの投稿だけが手がかりになりがちで、紹介する側も自信を持ちきれないまま人をつなげてしまうことがあります。
だからこそデジタル時代の紹介では、対面以上に事前の確認が重要になります。何度かオンラインでやり取りをして、相手の考え方や仕事への姿勢を確認できてから紹介する、という一段階を省略しないことです。
紹介の仕方も工夫が要ります。SNS上でただ二人をタグ付けするだけでは、文脈が伝わりません。なぜこの二人を引き合わせたいのか、どんな接点がありそうかを、短くてもメッセージとして言葉にして添えることが大切です。
オンラインで知り合った相手を紹介した後も、フォローは欠かせません。画面越しのやり取りは記憶に残りにくく、紹介した本人が忘れてしまうこともあります。紹介した相手同士がその後どうなったか、一言確認する習慣を持ちましょう。
便利なのは、オンラインでの出会いは記録が残りやすいという点です。最初のやり取りや共通の話題をメモしておけば、後から紹介する際に具体的な経緯を伝えられ、紹介される側も安心感を持てます。
オンラインとオフラインを区別しすぎないことも大切です。画面越しに出会った相手でも、時間をかけて信頼を積み重ねれば、対面で出会った相手と同じように大切な人脈に育っていきます。農耕型の考え方は、出会い方を問いません。
一方で、オンラインならではの注意点もあります。相手の所属や実績を十分に確認しないまま紹介すると、後々トラブルになることもあります。紹介する前に、公開情報だけでも構わないので、相手の背景を一度は確認しておく習慣をつけましょう。
人脈の森には、関係濃度や履歴、タグから、相手について読める文章として自動で要約してくれる「自動生成される人物サマリー」という機能があります。オンラインで知り合った相手を紹介する前の確認にも、ぜひ役立ててみてください。